茨木市で起業・創業するために異業種交流会で気をつけたい参加前後のこと

大阪・茨木市で起業・創業した方や、検討中の方にとって、異業種交流会に参加するのはハードルが高いでしょう。本記事では、大阪・茨木市で異業種交流会を約10年主催してきた私が、異業種交流会に参加する際の事前準備と、参加後の動きについてまとめます。入り口と出口をまとめておけば、参加する気持ちが少し楽になることでしょう。ご自身の活動に活かしてください。

異業種交流会に参加する前に準備しておきたい5選

まずは異業種交流会に参加する前に準備していきたいことを5つあげていきます。

異業種交流会の主催者に会っておく

開催される異業種交流会が、どのような目的で開催されているのか、事前に主催者から聞けると当日のハードルが下がります。はじめましてばかりの異業種交流会に参加するのは、とても勇気がいることですが、主催者と面識を持てれば安心です。

主催をしている私としても、事前にお会いすることが出来ると、このように振る舞えばいいですよなどのアドバイスができたり、当日来られる方とおつなぎしようという気持ちが増すのでおすすめです。

異業種交流会に参加する目的を明確にする

異業種交流会に参加する目的は、自分のビジネスの売上の向上のためですと思われるでしょう。当然、その通りなのですが、交流会を活かしてどのように売上をあげていくのか、このステップを理解せずに参加すると、他の参加者に嫌われてしまうでしょう。

私が主催している会は、地域密着型で行っているので、まずは他の参加者と仲良くなることを目的にして頂きたいなと思っています。参加者同士の信頼関係が深まることで、ビジネスの話ができるようになると考えています。お客様探しを目的にせず、仲間探しをする気持ちで参加してもらえたら幸いです。

自分自身が何者なのかを示すものを持っておく

名刺やチラシなど、あなたが何者なのかを示すものを持っていくことをおすすめします。紙媒体はその場だけで終わることもあるのですが、受け取った側はその情報をもとにあなたのことを記憶します。積極的にコミュニケーションが取れるタイプであれば、そこまで重要ではありませんが、はじめて参加するような会では、名刺やチラシに情報を掲載して、話さなくていいような環境をつくるのも方法の一つです。

私は名刺を受け取った場合、その情報をもとにSNSでつながろうとしますので、つながりのきっかけとして大事なツールだなと考えています。

自己紹介で話す内容を決めておく

多くの異業種交流会で、自己紹介をする時間が設けられています。話す内容は会によって違いますが、あるていど作りこんでおくことをおすすめします。自己紹介を求められた時に、何を話していいかわからないまま時間がすぎたり、逆に話しすぎてしまって多くの時間を費やしたり、準備不足だとマイナスイメージを持たれかねないので。

私が主催している会では、毎回、人となりがわかるような質問を用意しているので、どんな個性のある方が参加しているかを楽しんで頂ければと思います。

開始時間よりも早めに到着しておくようにする

はじめましての時は特にですが、異業種交流会が開始する時間よりも早く到着しておくことをおすすめします。場所がわからなくて遅れるということも考えられますし、早めに到着することで主催者と話せたり、他の参加者と話をすることができます。何人かと話したうえで、開始をむかえれば心のゆとりも生まれるでしょう。

逆に遅刻癖のある人は、印象が悪くなってしまいます。異業種交流会の参加の姿勢が、ビジネスの姿勢とみる方もいらっしゃいます。早めに到着して、挨拶したり、開始のお手伝いをするなどすると、好印象をもたれるでしょう。

異業種交流会に参加した後にやっておきたい5選

折角参加をした異業種交流会をさらに活かすためには、参加した後にしておくことも重要です。ここでは5つ紹介していきます。

FacebookやInstagramなどのSNSで繋がる

これまで主催をしてきた経験上、参加者はFacebookやInstagramなどのSNSをやっている方が大半です。メールで繋がろうとするケースは珍しく、SNSで繋がりましょうという機運が高いと感じています。挨拶の際に、SNSをやっているかを確認して、後程申請しますとだけお断りをしておいて、積極的につながるようにしましょう。

交流会で参加した方が、どのような情報発信をしているのかを見るのも楽しいですよ。趣味などの共通点がみつかれば、信頼関係も深まる事でしょう。

1対1で会う機会をつくる

関係性が深まってきたら、1対1で話す機会を設けてみましょう。一緒にお茶したり、ランチするというのもいいですし、お互いにゆっくりと話をします。友達感覚で話をするのもいいですが、お互いのビジネスの情報を交換するのがおすすめです。どのような想いでビジネスをやっているのか、どのような方がお客様なのか、どのような方と繋がりたいのかを話していきます。

ビジネスで動いている方の中には、自分では解決できないような相談を受けることがあります。その時に、あなたの顔が浮かぶように話をしておくといいでしょう。

仲良くなった参加者のサービス・商品を利用する

成功するための条件として、先に与えるということを言われる方がいます。無理をする必要はありませんが、あなたから相手のサービスや商品を利用する動きをすると喜ばれます。ご自身が利用しない場合でも、あなたの周りには利用したいという方がいらっしゃるかもしれません。その場合は、紹介をするととても喜ばれるでしょう。

私の会では、サービス・商品を利用しましたとか、紹介しましたとかを報告する時間があります。この件数が多くあると主催をしていてよかったな~と実感します。

次回、一緒に参加する人を探す

一度、参加をして好印象を持った会であれば、次回参加する際に一緒に参加する人を連れて行きましょう。多くの異業種交流会が、集客に力をいれています。そういう会であれば、ご一緒できる方をお連れすると主催者に喜ばれます。

かつて所属していた会で、ゲストをじゃんじゃん呼んだことがありました。結果、一目を置いて頂けました。主催者に覚えがよくなると、紹介も発生しやすくなるので、おすすめです。

長期目線で関係をつくっていく

ビジネスの成果は一朝一夕で生まれるわけではありません。長期目線で付き合い、信頼関係を気づいていく事で紹介が生まれたり、話を聞いてもらえたりとチャンスが広がります。短期目線で参加して、成果がないから次に行くという行為を繰り返していると、信頼されない人になってしまう可能性があります。

初参加者が多い異業種交流会だと、もしかしたら長期目線の会にはなっていないのかもしれません。リピート率の高い異業種交流会への参加をおすすめします。

まとめ

ここまで異業種交流会の前後にやっておきたいことを紹介しました。これだけのことを意識しておけば、他の参加者にとって食われるなんてことにはならないでしょう。ご自身のビジネスに異業種交流会を取り入れて、信頼関係の熱い仲間づくりにチャレンジしてみてください。